第8回 医院開業の形態と施設規模について

第6回では医院開業の工事業者選びについて触れましたが、今回は開業形態と施設規模についてご案内したいと思います。
以前は、医院開業と言えば「自己所有地もしくは借地に戸建て」と言うのが一般的でしたが、最近では都市部を中心に「医療ビル」「ビル診」「借地」「建て貸し(リースバック)」など形態が増えてきています。
それらをまとめてみると、下記のようになります。どの形態が最も優れていると言うものではなく、診療内容や自己資金の状況、メリット・デメリットを考慮して適切に選択する必要があるでしょう。
次に、施設の規模についてご案内したいと思います。
必要とされる施設規模は、診療科目の特性や、導入・設置する医療機器・設備・施設などによって、実情としては様々です。規模によって初期投資や継続負担が異なりますので、具体的な開業準備にあっては資金計画もベースに、片方で施設規模をイメージしながら、同時並行で開業形態も検討していく事となります。あくまでも一般的に言われている目安にはなりますが、下記にその参考例を挙げてみます。
【施設規模の参考例】 ※戸建ての場合 ※参考までに1例です。 詳しくはご相談ください。
※私どもiSTEPは、先生方のご希望や諸状況にあわせ、開業形態や施設規模の検討はもとより、診療圏調査、開業地の選定・物件探し、そして、ご検討のベースとなる開業シミュレーションをお手伝いさせて頂いております。お一人でお悩みにならず、ご遠慮なくご相談なさって下さい。