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医院開業コラム

第24回 開業までのスケジュール

開業を決意してから診療開始となる日までに、行わなければならない作業は多岐にわたります。
ケースバイケースではありますが一般的には、準備開始より診療開始までに、テナントでは3~6ヶ月、一戸建てなら1年程度の期間が必要とされています。
いつまでに何をしておく必要があるのかを明確にしておかないと、場合によっては開業が数ヶ月延びてしまう事もあります。
今回は開業時期の考え方や作業の一例をご案内致します。
≪1.開業時期の設定≫
開業のタイミング
ほとんどの場合、開業当初は赤字経営となり、その赤字をできる限り少なくする為に、スタート時点から1人でも多くの患者さんに来院してもらえる時期に開業したいものです。
*診療科目の特性
例えば、内科であれば風邪が流行る秋から冬にかけての時期といった診療科目ごとの特性を考慮しながら設定する必要があります。
*市場環境の変化
学校の卒入学や転勤が多い春先などは受療行動も変わりやすく、タイミングとしては適していると思います。
また、新たにショッピングセンターがオープンする、新しい道路が開通する等、
地域の生活動線が変わるようなタイミングもよいと思います。
制約要因
開業時期の設定について上記の様なタイミングを考慮しながらも、その一方で思うままには運ばない制約要因もあります。
*勤務先等との関係
現在の勤務先を円満退職する事が前提となりますので、医局等との関係で希望する時期に辞められない場合もあります。
*家族との関係
引っ越しの必要があったり、お子様の転校時期・入試時期との調整が必要な場合もあります。
*その他
学会の専門医取得の時期までは開業できないなどがあります。
以上の様なタイミングや制約を考慮しながら、開業準備に要する期間も踏まえ、設定から逆算したスケジュールを組む必要があります。
≪2.開業までの作業≫
開業時期の設定を考えるのと併せて、診療開始までに、『誰が?何を?いつからいつまでに?』を具体的なタイムスケジュールとして作成することをおすすめ致します。
当初考えてもみなかった事態が発生したりする場合もありますので、ゆとりを持った計画にする方が良いと思います。
診療開始までの主だった作業、上記で言う『何を?』の部分をご案内致します。
●開業地・物件の検討、診療圏調査
●収支のシミュレーション
●診療方針・体制や理念・行動指針の策定
●事業計画書の作成、融資交渉・資金調達
●設計・工事
●医療機器の導入
●什器・備品・器具等の購入
●委託業者との契約
●スタッフの採用・研修、ルール作成
●院内業務の整備
●行政への届出
●集患対策
●内覧会
『誰が?』『いつまでに?』の部分ですが、上記の作業をお一人で、お勤めをしながら、各業者担当との交渉を進めるのは大変だと思います。
弊社は、これまでのノウハウを活かしたスケジュールのご提案や、細やかな診療圏調査を自社で行うことができ、医療コンサルティングに長けたスタッフをご用意できるとともに、税務、労務、保険関係及び、集患に関わるホームページ制作、看板設置業者、電子カルテ各メーカー、診察機器等のリース会社の協力を得ることができるため専門的なご質問にもお答えすることが可能です。
医院承継・新規開業の際は「福岡医院開業支援.com」へご連絡ください。